誰もが安心して
使用できる
製品を目指して
OTHERS
アジュバンが目指す「シンプル処方」は日々の試行錯誤から
創業時からわたしたちアジュバンが守り続けているのは、「誰もが安心して使用できる製品を目指す」ということ。言葉にすると簡単そうに聞こえるかもしれませんが、このテーマに一番頭を悩ませ、社員全員が試行錯誤を重ねています。今でこそ、さまざまな不調に対してアレルギーという根本原因にたどり着く皮膚研究も進みました。しかし1990年代 はそのような分野の研究もまだまだ発展途上だった頃。肌に不調があったとしてもただ「荒れている」「何か調子が悪い」など、原因がわからないことも多々あったのではないでしょうか。また、その頃はコスメの販売に際して「全成分表示」が義務化されていない時代でした。つまり肌に何らかのトラブルがあったとしても、自分の肌に合うかどうかわからないまま「何となく」コスメを手に取る方が多かったのです。でもコスメが肌に合わないということだけで、美しさを追求することを諦めないでほしい。そんな想いから、誰もが安心して使用できる製品を目指し、開発を進めることになりました。
開発を進める中で大切にしているのは、使っていただくお客さまの肌質や髪質、お悩みなどを的確に捉えることです。サロンに通われているお客さまの声をお聞きして、チーム内でのディスカッションを重ねながら製品づくりを進めています。その中でやさしさを重視するときに気を付けなければならないことがあります。誰もが安心して使えるコスメは、単に刺激が少なければ良いということではない点です。肌の刺激を抑えながらも、コスメとしての効果を発揮するということが大前提にあります。また、刺激を感じやすいとされている、抗菌成分の配合を極力控えたとしても、品質保持が可能な設計にしなければなりません。これらに加えて、使い心地の良さも求められます。お客さまのお悩みに寄り添いながらも、コスメとしての使用感や効果は決して諦めない。そのバランスがとっても重要なのです。
わたしたちはいろいろなバランスを見極めながら、お客様のお悩みと目的に合わせた成分を厳選して配合する「シンプルなものづくり」を心がけてきました。そして試作とテストを繰り返しながら、必要なものを見極め削ぎ落としていく。自分たちが納得できるまでトコトンその作業を続けることもあります。一つの製品が完成するまではじっくりと時間をかけ、レシピも正解もないものに、日々挑んでいます。