巡りを良くして
体をスッキリ
入浴後にプラスしたい
マッサージ
BODY
2ステップで体を巡らせてイキイキと
これから薄着のファッションが楽しくなる春に向けて、今から少しずつ取り組んでいきたいのがボディケアです。過酷な乾燥シーズンを越え、季節の変わり目に入った今は「ゆらぎ」の時期でもあります。顔はもちろんですが、体もしっかりとしたケアが必要というのはご存知ですか? 腕や脚は顔に比べて皮脂が少なく、衣服のこすれで刺激を受けることが多いため、かさつきやかゆみに悩まされてしまうことも…。そんなトラブルをしっかりと防いで美肌ボディを目指すべく今回はおうち時間でゆったりと取り組める巡りケアをお届けします。
ステップ1 半身浴で体の芯から巡らせる
少しずつ気温が上がりはじめると、しっかりと湯船に浸かることが、少し億劫になったりしませんか?しかし、このゆらぎ時期に大切なことは、とにかく体を芯から温めて血流を巡らせること。中でも気軽に続けられる半身浴はおすすめです。38〜40℃のややぬるめのお湯に20〜30分間、みぞおちから下だけ浸かりましょう。この時に気をつけたいのは
①腕はお湯につけないようにする
②上半身が寒い時は20〜30秒間肩まで浸かる
という2点です。もし湯船のふたをお持ちなら、入浴中もしっかりふたをかぶせておくことで蒸気が充満して美肌効果が期待できます。
ステップ2 温めた体をマッサージで巡らせる
半身浴をして血行が良くなると、肌細胞に栄養が行き渡り老廃物や余分な水分が排出されて代謝がアップします。そこへマッサージにより全身を巡らせることで、冷えぐすみやむくみを解消し、スッキリとした美肌ボディとツルスベ肌を手に入れましょう。ここで大切なことは、体が温まっている間にマッサージを行うこと。入浴後10分以内に始めるとより効果が期待できます。ここからはマッサージ方法についてご紹介していきましょう。マッサージを始める前に、摩擦を防止するため保湿ジェルの準備をお忘れなく。
【ボディ編】保湿ジェルを多めに手に取り、マッサージ箇所に馴染ませて始めましょう。
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腕
手首を起点に、肘までらせんを描きながら押し上げるように滑らせていきましょう。
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首
手のひら全体を使って下から上へやさしく手を滑らせます。最後に鎖骨の下を内から外へ向かって老廃物を流します。
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おなか
おへそ周りを、円を描くように時計回りにマッサージしましょう。
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脚
手のひら全体を使って、足首から膝までらせんを描きながらクルクルとさすり上げます。冷えが気になる場合は、床に座り、両手の中指で足の裏にある「湧泉」というツボ(足裏にある「人」の字状の筋が交わる点の内側にできるくぼみ)を抑えながら足を持ち上げ、そのまま膝の曲げ伸ばしを繰り返します。
【ハンド編】保湿ジェルを多めに手に取り、手の全体に馴染ませます。
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指
指の付け根から指先に向かって、軽く引っ張りながら滑らせます。親指と人差し指の付け根の骨が交わるところの内側にある「合谷」というツボを刺激するのも健康と美容に効果が期待できるのでおすすめです。
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爪
爪の根元部分や爪の脇を軽く摘むようにして、リズミカルに刺激を与えましょう。
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甲
指のまたの部分から手首に向かい、スーッと指を滑らせます。
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手首
両手の指を組んで、両手首をクルクルと回しましょう。
ポイントをおさえるだけで、有効的に取り入れられる巡りケア2ステップをご紹介しました。保湿ジェルなどを使ったマッサージの際は、部屋でアロマを用いてゆったり深呼吸しながら取り組むとリラックス効果を高めてくれるのでおすすめです。軽やかなボディで今年の春を迎えましょう。
※記事内容は2022年3月取材当時のものです。